先週4日、百名の夜空に、赤い満月が浮かびました。
太陽と地球、そして月が一直線に並び、
月が地球の影にすっぽりと入る現象「皆既月食」です。
地球も月も、太陽の光によって輝く天体ですが、
その地球の影の中を、月が通過していく様子は、ほんとうに神秘的。
刻々と欠け、すべて影に入ると赤黒い光を放ち、また復円していきます。
わずかな時間ですが、自分が宇宙にいることを思い出させてくれるようです。
次の皆既月食は、三年後の2018年。
三年後は、どんな気持ちで空を見上げているのでしょうか?